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本編クリア後のキャラクター

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注意:ネタバレについて

魔王

歴代シリーズのラストボス、中ボスとして登場した魔王たち。
全て宝の地図の洞窟に潜み、今作のラスボスや、レベルによっては宝の地図のボスをも超える強さを誇る敵として登場する。
撃破すると、何故か起き上がって経験値を強請ってくる。この時のメッセージはDQ5とSFC版DQ6でモンスターが仲間になるときのパロディ。
進化形態を持つ魔王は、最初から最終形態での出現(オルゴ・デミーラのみ例外)。
戦闘前のセリフは原作とほぼ同じ(一部は除く)で、戦闘BGMは原作のそのボス戦で使われたBGM(ダークドレアムは除く)のDS版アレンジ。BGMのテンポなどは交響組曲版に準拠している。
戦闘する洞窟の背景は今作の宝の地図の洞窟の自然タイプで統一となっているが、戦闘中の背景はほぼ原作に準拠している。
以下は原作での設定。今作での魔王の攻略法はこちら
全てのボスが登場するわけではなく、ハーゴン、しんりゅう、エビルプリースト、ゲマ、イブール、デュランなど登場しないものもいる。

竜王(反転で読めます)

DQ1のラストボス。
専用BGMは「竜王」

誇り高き竜族の王で本来は人間を守る存在だったが、光の玉を奪ってアレフガルドを支配した。ラダトーム城から南東にすぐ見える魔の城の最深部にて、ロトの勇者を待ち構える。
戦闘前プレイヤーに「仲間になれば世界の半分をお前にやる」と持ちかける。
初めは魔法使いのような姿だが、倒すと本来の巨大なドラゴンの姿になって襲い掛かる。


魔法使いの形態ではベギラマやマホトーン、ラリホーといった呪文中心の攻撃を仕掛けてくる。ドラゴンの正体を現した形態では直接攻撃と炎で攻撃してくる。
FC版では、竜王との戦闘の際は会心の一撃は一切出ない仕様で、ラリホーで眠らせることが可能だった。リメイクでは修正され、ラリホーは効かないが、会心の一撃は出る。

ちなみに、DQ1以前の世界が舞台であるDQ3に登場する竜の女王が産んだ卵から生まれたのがこの竜王だという説があり、藤原カムイ「ロトの紋章」でもその設定を採用しているが、正確な事は明らかではない。
また、DQ2の小説版では竜王の子孫が、「竜王は本来は人間を守る存在であったにも関わらず、アレフガルドを魔物を従えて支配するという神の意志に反する行為をしたために、竜王の城にて罰を受け続けている」という言葉を残している。

シドー(反転で読めます)

DQ2のラストボス。
専用BGMは「死を賭して」

悪の大神官ハーゴンが、自らを生贄にして世界に召喚した破壊神。ハーゴンの神殿でアトラス、バズズ、ベリアルの3幹部とハーゴンを撃破した後にその姿を現す。
歴代ラスボスの中で唯一台詞が一切ないが、本作品ではボスに話しかけないと戦闘にならないため、叫び声のような台詞がついている。
原作では守備力が最高値の255で、その上FC版ではベホマで完全回復することも出来、運が悪いといつまでたっても倒せない事も。

ちなみにFC版でベホマを使う理由は、当時のFCカセットの容量の都合上HPを255までしか設定できず、すぐに倒せてしまってつまらないからそれを補う為との事。
リメイク版ではHPは約7倍の1750に増えており、ベホマは使用しない。運が良ければあっさり倒せてしまうFC版に比べて格段に強敵になったという声もある。

FC版の名残なのか、今作でもベホイムやベホマをレベルアップで習得して使用する。更にモンスターズジョーカーではスキルにHP回復を持ち、特性にも回復のコツを持っている。
また、FC版では竜王と同じく、シドーとの戦闘では会心の一撃は出ない。その上、こちらの攻撃呪文は全く効かなかった。リメイクでは会心の一撃も出るようになり、ベギラマやイオナズンといった呪文による攻撃も効くようになっている。


FC版では、デルコンタルの王から復活の呪文を聞いてから、ロンダルキアの祠に寄らずに(復活の呪文を聞かずに)そのままハーゴンの神殿まで行き、わざとシドーに全滅すると、デルコンダル城で復活後にいきなりシドーとの再戦になるというバグ技がある。
また、戦闘中にパルプンテで「とてつもなく恐ろしいもの」を呼ぶと、通常のザコ敵やハーゴン(と彼の3幹部)は全員逃げてしまい戦闘終了になるが、シドーだけは一旦逃げるも再び現れ戦闘になる。
SFC版では「マヌーサザラキ」という裏技があり、モンスターにマヌーサをかけた上でザラキを使うと必ず254のダメージを与えられる。なお、この裏技はハーゴンを除いた全てのモンスターに有効。


余り知られていないが、青いシドーと緑色のシドーがいる。一般的には緑色で、フィギュアなどは青色。
ちなみに仮のボスであるハーゴンは残念ながら今作は登場していないが、バズズやベリアルと共に3幹部の一人であるアトラスは、宝の地図のボスとして登場する。ちなみに、アトラスも本編の作品ではDQ2以来の登場。

バラモス(反転で読めます)

DQ3の中ボス。
FC版では通常の戦闘曲だったが、リメイクでの専用BGMは「戦いのとき」

DQ3の地上世界を支配しており、ネクロゴンドの岩山と湖に囲まれた島に居城を構えている。居城へは不死鳥ラーミアでしか到達できない。
強力な呪文であるイオナズンやメラゾーマを操り、激しい炎による全体攻撃も仕掛けてくる。他にはバシルーラやメダパニも使う。特にバシルーラはかなり厄介で、彼の代名詞ともいえる呪文。

シリーズ初の、画面には表示されないが毎ターンHP100回復するという能力を兼ね備えたボス。
リメイク版では勇者一人で倒すと褒美としてバスタードソードが貰えるイベントが追加されていたが、SFC版では自動HP回復のため、余程の高レベルでない限り何時間かかっても倒せない。GBC版ではHP自動回復は削除されている。

真正面から戦うと強敵なのだが、ラリホー、マホトーン、マヌーサが低確率で効いてしまう。しかもDQ3ではラリホーを除いた補助魔法の効果が永続する仕様のため、これらの呪文が全て効くとほぼ全部の攻撃を封じることが出来てしまう、まさに致命的な弱点を持ったボス。ルカニも有効なので、攻撃を封じられた上に守備力を奪われてタコ殴りにされてしまうその様は哀れとしか言い様がない。
自らを大魔王と名乗っていたが、実際はゾーマの腹心の一人に過ぎなかった。上記の通り戦闘面では致命的な弱点を抱えるものの、地上世界の支配を任されていた事を考えれば、ゾーマの腹心の中でも最大の実力者だったのだろう。
しかし、FC版では戦闘時のBGMが通常のものであったため、ここで真の黒幕が居ると気付いたプレイヤーも多かったようである。

ドラマCDでは、ゾーマの城にて体中が腐ってゾンビ化した姿となって再び勇者一行の前に立ちはだかる(バラモスゾンビ?)。

ゾーマ(反転で読めます)

DQ3のラストボス。
専用BGMは「勇者の挑戦」

竜王のはるか以前にアレフガルドを支配し、永遠の闇に閉ざした大魔王。竜王と同様にラダトームのすぐ南東に居城を構え、最深部にて部下3体と戦った後、勇者たちを迎える。
原作では初期状態で闇の衣を纏っており、桁外れの攻撃力・守備力を有し、
さらに呪文等の全属性攻撃は通用せず、毎ターンHPが自動回復するという反則的な強さを誇り、闇の衣を消し去る(剥ぎ取る)光の玉を使わなければ、撃破は極めて困難。

ゾーマが使う攻撃は「こごえるふぶき」「マヒャド」と 氷属性で統一されているのが特徴(本作品でも同様)。更にモンスターズジョーカー2では通常攻撃でも氷柱を飛ばして攻撃するようになった。
シリーズ史上初めて凍てつく波動を使ったボスであるが、当時(DQ3)の凍てつく波動の仕様は特殊で、相手にかかった魔法だけでなく、自分にかかった不利な魔法の効果をも打ち消す。


専用BGMである「勇者の挑戦」は、歴代ラスボスBGMでNo.1の声が高い。この曲はリメイク版では、光の玉使用後に流れる。その人気は某巨大掲示板にて行われたゲーム音楽ランキングでも10位に入るほど。
DQシリーズ史上1〜2を争うほど人気が高い大魔王で、熱狂的な信者も多い。ちなみに本来のゾーマの指は4本である。


FC版では、光の玉無しで倒すとEXウィンドウが表示されるが、当然ながら経験値は0である。

デスピサロ(反転で読めます)

DQ4のラストボス。
専用BGMは「悪の化身」

恋人のエルフ、ロザリーを人間たちに殺された為、進化の秘法(DQ9では進化の秘“宝”と誤記されている)を用いて人間たちを滅ぼそうとした悲しき魔族の王。地底世界のデスマウンテンにて、勇者たちを迎え撃つ。
原作では戦闘中何度も進化して多くのプレイヤーを苦しめた。この形態変化は、FCではHPが1023までしか設定できなかった故の設定だが、形態が変わるごとに別のモンスター扱いになる上にAIがそれ毎に学習するというシステムのため、多くのプレイヤーが苦戦した。リメイクではAIが敵の弱点を予め把握しているため、比較的楽に戦えるようになっている。

リメイク版では世界樹の花によって生き返ったロザリーのルビーの涙によって進化の秘法を打ち消され勇者たちの仲間になり、ロザリーを人間たちに殺させた諸悪の根源であるエビルプリーストを打ち倒す事になる。

ピサロとして仲間になった時は他のゲストキャラと違ってLvが上がる。また、皆殺しの剣等の呪いの装備を、その物デメリット効果を受けずに装備できるという特徴があり、またパルプンテ以外では混乱しない。
さらにはぐれメタル系の性能を超える専用装備がある他、「まじんぎり」「ムーンサルト」「マダンテ」といった6以降に登場した特技を使いこなし、攻撃、補助、回復呪文をバランスよく習得。ステータスはHP、MP、うんのよさ以外ほとんどが最高値に達する、まさに隠しキャラにふさわしい4最強のキャラである。


当初より人類抹殺を目論み、4勇者を匿っていた山奥の村をその手で滅ぼしたなどの側面もあるものの、それは人類の敵対種の長としての行為であり、ロザリーなど人類以外の存在に対しては寛容な態度をとり、他のDQシリーズのラスボスの多くが単に世界の征服や破滅を目論む悪の権化であるのとは一線を画すキャラ付けがなされている。 ラスボスとしては稀有ないわゆる「美形悪役」キャラであること、また目の前で恋人を人間に殺され(これは自らが4勇者に対して行った行為による悲劇の再来と見る事ができる)た事が原因で復讐の念に囚われて醜悪な怪物に成り果てるという悲劇性から、他のラスボスとは別種の人気を得ている。リメイク版で仲間になるイベントについて、手放しで喜ぶ声が多い一方で「単なる勧善懲悪に終わらないのが4の魅力なのに」と否定する意見も少なくないなど賛否両論な点からも、プレイヤーの彼に対する思い入れの深さが表れている。

リメイク版原作での仲間になった後の習得呪文・特技:マヒャド、イオナズン、ラリホーマ、ルカナン、ベホマ、ベホマラー、ドラゴン斬り、まじん斬り、ムーンサルト、ルーラ、リレミト、トラマナ、トヘロス、バイキルト、ザオリク、メタル斬り、ザラキーマ、しんくう波、いてつくはどう、ドラゴラム、ジゴスパーク、マダンテ

エスターク(反転で読めます)

DQ4の中ボスにしてDQ5の隠しボス。
4の専用BGMは「邪悪なるもの」5は「大魔王」
本作では「邪悪なるもの」が流れるが、戦闘背景や姿は5のもの。


かつて地獄の帝王として世界に君臨した魔王。名前の由来は、英語で最上級を意味する「est」+「悪(あく)」。
とある鉱山の奥深くで眠りについていたが、人間たちが偶然その居場所を発掘してしまい目覚める。
DQ5では隠しボスとして4とは比較にならないほどの強さを見せる。
しかし、キャラ設定の関係か、眠らせることができると言う隠しボスにあるまじき致命的な弱点がある。
4でも戦闘開始直後は眠っているが、眠っている間のみ使ってくる特技で攻撃を仕掛けてくる。
4と5では体色が異なり、4では青、5やモンスターズ、本作では茶色(4におけるデスピサロ第1形態と同じ)である。


なお、SFC版5の時には「3ターン(ターン数には異説あり。10ターンも有名)以内に倒すと仲間になる」という都市伝説が流れた。
無論ガセネタではある(堀井雄二本人が否定していた)が、この都市伝説が元となって6ではダークドレアムが一時的に仲間になり、
リメイク5では彼の息子を自称する「プチターク」が仲間になるイベントが追加された。
さらにその後の、モンスターズジョーカー2のエスターク戦では10ターン以内に倒すと本当に仲間になるイベントが存在する。


プチタークは最初ステータスがほとんど上がらないが(それでも即戦力になるほど高い)、最終的に全能力値が最高値に上がり、「しゃくねつ」「かがやくいき」「プチスラッシュ(ギガスラッシュの簡易版)」などの最強クラスの特技も習得する最強の仲間モンスター。
ただし、そこまで鍛え上げるには相当の労力を必要とするうえ、仲間にするには最難関のすごろく場をゴールしなければならない。このすごろく場はエスタークの密かな楽しみであると言うだけあり、運が悪いと1日やり続けてもゴールできない事も。

因みに、SFC版5では戦闘ターンはかかっているのに「1ターンで撃破した」と言うメッセージが出るバグ技も存在した。

ミルドラース(反転で読めます)

DQ5のラストボス。
専用BGMは「大魔王」

魔族の王にして魔界の王。名前の由来は不明だが、フランス語で「地球粉砕」を意味する「ミルドアース」からきたという説が有力。
元々は人間で、神になろうとしていたが、心が余りにも邪悪だったために神の怒りを買い、魔族にされて魔界に封印された。
その後は5の主人公の母マーサを使って人間界へ進出し、その支配を狙っていた。5の主人公の運命を大きく捻じ曲げた張本人で、主人公に降りかかった数多くの不幸の元凶である存在。魔界にそびえる魔の山、エビルマウンテンにて主人公らを待ち構える。

第1形態は年老いた男で、第2形態では横に体形が広い巨大な怪物の姿に変身。
第1形態では通常攻撃やメラゾーマ、輝く息、凍てつく波動を使ってくる。特に輝く息の頻度はかなり高い(リメイクでは、奇数目のターンに必ず使ってくる)。
第2形態ではメラゾーマやイオナズン、灼熱の炎などで激しい攻撃を仕掛けてくるのに加え、ルカナンや凍てつく波動でこちらを弱体化させたり、マホカンタでこちらを牽制する。攻撃力も非常に高く痛恨の一撃も繰り出すが、逆に攻撃呪文・特技には全く耐性が無いため、こちらも強力な呪文で応戦すれば効果的。

最大の腹心であるゲマはその存在感からカルト的な人気を誇るが、残念ながら今作は登場せず。また、同じく彼の部下で仮の魔王的存在であるイブールも、今作は登場せず。

しかし、このミルドラース、魔王の立場であるにも関わらず、ストーリー中の過程では全くと言っていいほど名前を聞かない為、DQ本編シリーズのボスとしては史上最も影が薄いともっぱらの評判。最大の要因は何と言っても自らの部下であるゲマで、特にSFCでは最後の最後まで名前が出てこない有様。リメイクでは序盤から名前が聞かれるようになっているものの、同時にゲマのイベント追加と仕様変更が施された為、結局影は薄いまま。
こんな評判のためか、リメイクの度にパラメータや行動が強化されており、PS2では行動パターンが残りHPによって変動するようになり、HPも2500底上げされ、痛恨のダメージも大幅に増加。DSではそれに加えてPS2ではオミットされた瞑想も使うようになっている。それでも回復を怠らなければ負ける相手ではないし、何よりも今作のように完全2回行動ではないという致命的なポイントもあり、ラスボスとしてはラプソーンに次いで弱いという声もある。

ムドー(反転で読めます)

DQ6の中ボス。
専用BGMは「敢然と立ち向かう」

夢と現実、双方の世界に君臨していた魔王。人の夢を喰らって力をつけていたが、実際にはデスタムーアの腹心の一人にすぎなかった。
オープニングにおいていきなり登場して多くのプレイヤーを驚かせた。
下の世界で戦う第2戦はDQ6の中ボスの中でも特に強敵で、「いなずま」→「こおりのいき」の有名な鬼畜レベルのコンボ攻撃で、数多くのプレイヤーに敗残の記録を刻み込んだ。
下の世界・第2戦でのみ流れる「敢然と立ち向かう」は良曲と好評だが、残念ながら今作では「魔物出現」(第1戦の曲。通常のボス戦と同じ)である。


神崎まさおみ作「ドラゴンクエスト幻の大地」では細身の体型で顔も変更されており、本気を出すとドラゴンに似た醜悪な姿に変身した。
ブレスアタックというコミック版オリジナルの必殺技も持っており、死の間際にはメガンテまで使用している。

デスタムーア(反転で読めます)

DQ6のラストボス。
専用BGMは「魔王との対決」

夢と現実の狭間の世界に存在する大魔王で、自らの力で夢の世界を現実化させ、両方の世界を狭間に飲み込もうと企んでいた。狭間の世界に構えた自らの居城にて、主人公らを待ち構える。
戦闘では3つの形態と戦う事になる。第1形態は老人の姿、第2形態は巨体の魔物(この形態はアーケードのバトルロードでも登場)、最終形態は虚空に巨大な頭部と両腕が浮かぶ姿。

最終形態は本体、右手、左手それぞれ個別の敵扱いで、しかも本体を先に倒すと左手がザオリクで完全復活させてしまうという、ボスとしては前代未聞の行動をとる上に軽減できない攻撃を多数仕掛けてくるため、歴代ラスボスの中でも1、2を争う強さ。しかし、SFC版ではパッケージに姿を見られるにも関わらず、名前自体はストーリーの終盤にならないと聞かれないため、ミルドラースに次いで影が薄いという評判も。

神崎まさおみ作「ドラゴンクエスト幻の大地」では、最終形態は元々持っていた能力ではなく、マダンテによる消滅の恐怖から漆黒の夢の力を得た為と言う設定になっている。第2形態の段階でボッツ達を圧倒したが、最後は世界中の人たちの夢の力を結集した数万数億のミナデインにより、核だけを残して消滅した。この描写はドラゴンボールの元気玉の演出に酷似している。

ダークドレアム(反転で読めます)

DQ6の隠しボス。
専用BGMは無い(原作では他のボスと同じ「魔物出現」)が、本作ではデスタムーアと同じ「魔王との対決」が流れる。

ダーマ神殿の奥に眠っている、破壊と殺戮の魔神。名前の由来は「dark dream」(闇の夢)。
プレイヤーによっては歴代隠しボス中最強(本作に登場する高レベル歴代魔王を除外して。なおその中でもこのダークドレアムはHPが2位、それ以外の能力値は全て1位である)と断言するほどの強さを誇る。その力は魔王デスタムーアですら赤子同然に捻り潰すほど圧倒的。自分が力を認めた者には快くその桁外れの力を貸す(後述)。
かつて、グレイス城で召喚されたが全く制御を受け付けず、その国を滅ぼした。

その後一度クリアしてから全職業の熟練度を5以上にする(DS版では不要)と行けるようになる隠しダンジョンの最深部に鎮座しており、20ターン以内に倒すと主人公たちの力を認めてデスタムーア打倒に協力し、その圧倒的な力を以って倒してくれる。
戦闘ではギガデイン、グランドクロス、おぞましいおたけび等、軽減出来る方法や防具がない攻撃を多数仕掛けてくる上、1ターンに最多で3回行動する。このように、最初に戦う時点では恐らく20ターン以内どころか倒す事自体決して容易ではない強さを誇る。
プレイヤーキャラをどこまで強化できるかがシリーズによって異なるため一概には比較できるものではないかもしれないが、技の多彩さからくる攻撃面では間違いなく隠しボス中最強であり、総合的に見てもパターンの移行次第で最大1ターン4回行動してくるDQ7の「神さま」、最終的には8形態の連戦をクリアしなければならないDQ8の「竜神王」にも勝るとも劣らない難敵である。
なお他に、倒すと貴重なアイテムを落とすことがあるが、前述のイベントを起こしてしまうとそのままエンディングに突入してしまい(SFCでは裏ダンジョンのフラグを立てることは出来るが、エンディング後のセーブは出来ない為)、そのレアアイテムを入手出来ないので、欲しい場合は21ターン以上かけて倒す必要がある。DS版ではエンディング後もセーブできる為、規定ターン以上で倒す必要は無いが、エンディングになるのは変わらないので規定ターン以上で倒した方が結局は楽。また、SFC版では単にデュラン(とサタンジェネラル)の色違いだったが、今作ではグラフィック(戦闘時のポーズ)が変わっており、今作の後に発売されたDS版6でも同じグラフィックを使用している。

「ラスボスを圧倒する」というインパクトの強さから、「ドラゴンクエストモンスターズシリーズ」等でも最強クラスの能力値が設定されている場合が多い。
特に初代モンスターズでは同じく最強クラスで一体しか仲間にできない「わたぼう」が配合に必要な関係上、どちらか一体しか仲間に出来ないので大いにプレイヤーを悩ませた。


神崎まさおみ作「ドラゴンクエスト幻の大地」ではラスボス撃破後に戦う隠しボスと言う設定上、ボッツ達と戦う描写は無いが、原作どおりグレイス城のイベントで登場。赤い悪魔を名乗っており、獣のような顔に変更されていて悪魔らしさが強調されている。
エピローグでダークドレアムのことを知ったボッツ達が再び旅立つ所でこの話は幕を閉じる。

オルゴ・デミーラ(反転で読めます)

DQ7のラストボス。
専用BGMは「オルゴ・デミーラ

神すら上回る力を持つ魔王。その力は世界すら切り取って封印するほどだが、エスタード島のみは封印できなかった。
一度は滅びたかに見えたが、神の復活の儀式を逆利用して復活し自ら神になりかわろうとした。復活後はかつては封印できなかったエスタード島すら封印できる力を持つに至った。

形態が進むごとに身体が朽ちていくという珍しいタイプの変化を見せる。
原作ではラストバトルの他、DISK1のラストでも登場し、計2回戦う事になるという点でも異色を放っている。
最初に戦う時は2形態。第1形態が優男のような姿、第2形態が今作で登場した姿で茶色になっている。

ラストバトルでは4形態。両方合わせた形態数は6で、これはデスピサロに次ぐ数である。第1形態が今作でも登場する姿。第2形態は最初に戦った際の第1形態で、台詞が何故かオネエ言葉になる。第3形態は第1と第2を合わせたような姿でここから若干朽ち始めている。最終形態は第1形態の体が溶けたような姿で軟体動物のような体になり、自分の体から魔物を作り出せる。最終形態はマダンテを使用する。
オルゴ・デミーラが登場する作品はラストバトル時の第1形態が基本で、モンスターズシリーズでもこの姿で登場する。

ドルマゲス(反転で読めます)

DQ8の中ボス。
専用BGMは「ドルマゲス

トロデーン城に封印されていた杖の力に支配されてしまった道化師の成れの果て。
杖に封印された暗黒神ラプソーンに操られ、トロデーン城を呪いのイバラで滅ぼした後、世界各地に出没しては賢者の殺害を繰り返した。
杖の力で自分を見下していた者を見返そうとしたが、次第に制御出来なくなっていき、闇の遺跡の最深部で傷を癒していたところに主人公らが現れ、対決する。主人公らに倒された後は、暗黒神に支配された末に無残な最期を遂げる。


戦闘面では形態が2あり、第1形態を倒すとそのまま第2形態との連戦になる。
第1形態は道化師の姿で、3人に分身し、ガレキを投げつけたりムチによる全体攻撃を仕掛ける。DQ9でも登場する第2形態では、杖の力を取り込み大きな羽が生えた姿の魔人に変身。ベギラゴンやマヒャド、激しい炎にフェザースコールといった激しい全体攻撃を繰り出す。
DQ8のボスの中でも特に強敵で、ここで為す術無く敗れたプレイヤーはかなり多い。

ラプソーン(反転で読めます)

DQ8のラストボス。
原作での表記は「暗黒神ラプソーン」。専用BGMは「おおぞらに戦う」

トロデーン城に封印されていた神鳥の杖に封印されていた暗黒世界を支配する神。
かつて自分を封印した賢者の血筋によって封印されていたが、杖を握ったドルマゲスを始めとする人間等を操り、賢者の子孫を殺害して自身の居城である暗黒魔城都市と共に復活を果たした。

最初は諸悪の根源と思えないほどのひょうきんな姿だが、暗黒魔城都市を丸ごと取り込んで巨大な姿になった。主人公たちは神鳥レティスの背中に乗って立ち向かう事になる。最初は一切ダメージが与えられず、特定の行動を取って7賢者の魂を復活させてバリアを破る必要がある。なおレティスの背中に乗っている設定のため、武器を大地に突き刺すジゴスパークや地面から巨岩を抉り出して投げつける岩石落としを使うと、かなり痛々しい演出になる。
歴代の中で唯一ダンジョンを通過しないで挑めるラストボスである。

専用BGMの「おおぞらに戦う」はDQ4以降、ラスボスのBGMとしては不気味な感じの曲が続いて以来、久々のアップテンポな曲。「ドルマゲス」とDQ3の「おおぞらをとぶ」のアレンジでもあり、「勇者の挑戦」と並んで人気の高いラスボス曲である。
一方、ラスボスとしての強さは歴代最弱とも言われる程で、上記のドルマゲスや神鳥レティスと言った中ボスの方が余程苦戦する。普通にプレイしていれば容易に撃破可能だろう。

原作ではレティスに乗っての戦闘になるが、残念ながら今作では登場しない。
(今作でレティスが登場しない事に加え、戦闘中はその場に留まらずに動き回ることやDSでは原作と同じ処理は無理だからであると思われる)

追加ストーリークエスト関連

追加クエストの攻略法は、こちら

ミロ(反転で読めます)

かつてルイーダと共に旅をしていた女戦士。
カルバドの集落で落ち着いていたところ魔物の大群が現れ、追い払いはしたものの彼女は村の子供をかばって死亡してしまう。
ジャーホジ地方の彼女の墓にはルイーダのペンダント(ルイーダの初期装備のラッキーペンダントがそれか)が埋められており、ルイーダが旅の心を思い出してくれることを願ってそれを主人公に託し昇天した。

ルディアノへ帰ろう団(反転で読めます)

今は滅びたルディアノ城を復興させようという集まり。
魔法使いのマリッサと武闘家のリューマが立ち上げた。
主人公は彼らの要請でこの団に入り、城に巣くったエビルフレイムを退治する。
その後ルディアノの血を引いているというセントシュタイン城のメイドを仲間に加え、さらにフィオーネ姫も協力することになった。
現在のメンバーはマリッサ、リューマ、メイド、フィオーネ姫、主人公の5人。今後もメンバーを増やす計画を立てている。
歴史の真実を知った国王により、活動は国の総力を挙げて行われる事になった。

メリア(反転で読めます)

(名前はクリア前に登場しているが、登場するのはクリア後なのでこちらに掲載。)
レオコーンの婚約者であったルディアノ城の王女。フィオーネ姫の先祖でもある。
レオコーンの事を想い、現世のルディアノ城にとどまっていたが、フィオーネ姫からレオコーンが先に天に召された事を知らされ、フィオーネ姫が探していた指輪を託して天に召される。
レオコーンが間違えるのも無理がないと思わせるほどフィオーネ姫にうりふたつ。


ルディアノ城に関連した追加クエスト終了後に、ルディアノ城の姫の部屋にメリアが登場する。「フィオーネを責めないで、あの子は私の…」と言った直後に消えてしまう。

いにしえの魔神(反転で読めます)

セントシュタインの地下に封印されていた、生贄を喰らって人の願いをかなえる魔神。
かつてのセントシュタイン国王がガナン帝国からの侵略を逃れる為に召還した。
ルディアノを滅ぼした張本人(※)で、ルディアノの国民全ての命を生贄にセントシュタインを救っている。
その後、その力を恐れたかつてのセントシュタイン国王によって封印されたため、人間全てを憎んでいる。
真実を知ったフィオーネ姫がメリア姫から託された指輪によって現代に復活させてしまうが、主人公たちにより倒される。


(※)本来は配下である妖女イシュダルがその役目だったが、レオコーンに一目惚れし消息を絶った為、いにしえの魔神自らルディアノを滅ぼしている。

宿六会(反転で読めます)

産業スパイを生業としている悪党。グビアナ地下水道にアジトを構えている。
リッカの宿屋のスパイをする為、ロクサーヌを雇って探らせていた。
ボスのドン・ヤドロクの他、2名の子分がいる。
ロクサーヌの正体を知り、逃走の為ギャングアニマルをけしかけるも主人公の相手にはならず、あえなく御用となった。ギャングアニマルはドン・ヤドロクが拾ったヘルジャッカルが育ったもの。
なお御用となった彼らは、グビアナ地下水道の牢屋にて猛省と後悔の日々を送っている。

名をうばわれし王(反転で読めます)

かつて「ガナン王国」を統治する良心的な王だったが、ガナサダイによって暗殺され、魂は封印のほこらに幽閉された。
記憶を取り戻す為、奪われた王の印章を取り戻すよう主人公に依頼。それにより自分がガナン国王である事を思い出す。名前は未だ思い出せず。
記憶の一部を取り戻した後、ガナサダイの世界征服を止めようとガナン帝国城へ行くも正気を失い、魔物と化した。
本名はガンベクセン。息子の成人の儀で王位を譲ろうとしていたが、その前日に息子であるガナサダイに暗殺されてしまう。
ガナサダイが主人公に倒された事を知ると正気を取り戻し昇天した。最後まで息子とわかり合おうとしていた。

サンドネラ(反転で読めます)

名前のみ登場。ガナン帝国皇帝の妃で、カデスの牢獄を作った張本人。復活しなかった理由は不明だが、復活していればガナン帝国は更に強くなっていたと言う噂からかなりの実力者だった様である。
雨の島にある大樹をきまぐれで焼き払ったり、他にも数々の悪行を重ねていたようだ。
オンゴリの崖の墓には彼女によって流刑にされて死んだ人間の恨み、つらみの言葉が不気味に並んでいる。
最後は囚人の一人に殺されたようだが、その寸前「私は必ず生まれ変わる」と宣言している…
斬られた後もまだかろうじて生きていてグビアナの北に流れ着いたが、死の寸前まで呪いの言葉を吐き続けて死んでいった。その遺体はグビアナの神父によって雨の島に葬られ、墓が建てられた。
皇帝は彼女の事をこう呼んでいた…サンディと…

フォロボシータ(反転で読めます)

魔空5兄弟の一人。兄弟3人を倒し、魔空間の頂点に立った(フォロボスは大賢者によって封印される)。
天の箱舟の扉が偶然魔空間につながってしまい、世界に出現しかけた。
特筆すべきは魔空5兄弟の名前。フォロボーン、フォロボータ、フォロボ、フォロボ、フォロボッ

ロンサン(反転で読めます)

(実際にはクリア前に登場しているが、名前が判明するのはクリア後なのでこちらに掲載。会長も同様)
万年宿王グランプリ2位のサンマロウの宿屋の主人。
今回も宿王グランプリ決勝へと勝ち進む。息子をパートナーに挑むも、とうとう3位に転落した。
ちなみに彼の出した答え「息子の力も借りずに取ってきたまじゅうのかわ」は正答からすると最も悪い回答と言える。

メインストーリーで、マキナの家で門番をしていた男性がその息子。マルチプレイ時にホスト外のキャラクターから息子に話しかけると、マキナに取り入ってお屋敷を宿屋の第2号店にしようとしていたことや、マキナが誘拐されて身代金を要求された時、親父が「無駄金は出したくない」と言っていたことを聞ける。隠密の世界宿屋協会からの評価といい、日ごろの行いが祟っていると言っても過言ではない人物である。
妻もおり、宿屋の前にいる街名を紹介する女性がその人。マキナから追い出されたイベント直後からマキナ誘拐イベント直前にかけて、ホスト外のキャラクターから話しかけると「グランプリ一位が不在なのでウチの宿屋が世界一」という台詞込みで正体を明かす。

世界宿屋協会会長(反転で読めます)

たびたび名前が出てきた「世界宿屋協会」を束ねる会長。その正体はなんとリッカの祖父。
かつては宿鬼と呼ばれ、リッカの父のリベルトも彼によって厳しく鍛えられ、二代目宿王となった。
酷評を浴びていたニードを見かねて宿屋マシーンとして鍛え上げ、彼のパートナーとして決勝へ進む。
その結果、リッカの出した答えに満足し、次代の宿王として認めた。

アルマトラ(反転で読めます)

エルギオスがガナン帝国に捕らえられた際、殺されそうになったラテーナを助けたという謎の魔獣。帝国兵をなぎ倒した後、ラテーナを連れて北に向かって飛んでいったという。
その後、ラテーナと共にガナン帝国城へ突入したが、ラテーナは途中で力尽きてしまう。この時流した涙が竜のなみだとなり、エルギオスを覚醒させた。
その際に力を失い、アルマの塔最上階にて深い眠りについていたが、主人公が持ってきた竜のなみだで覚醒。

眠っている間、300年前の事を夢に見ており、その夢のラテーナが実体化したものが主人公と会っていたため、主人公の事は前から知っていたが、正気を失っていて主人公に襲い掛かる。
倒された後は正気に戻り、以後主人公を見守る事になる。
塔に住んでいるスライムとは古い友人であるとの事。

正体は、創造神グランゼニスによって人間を滅ぼすために作り出された、いにしえの魔獣。この事はキマイラロードと同じであり姿も色が違うだけだが、関係性は不明である。
ちなみに公式ガイドブックの外見イラストはキマイラロードと全く同じだが、実際には一部の色が逆であり、若干分かりにくいものの区別はされている。

錬金術師メルギス(反転で読めます)

(名前はクリア前に登場しているが、登場するのはクリア後なのでこちらに掲載。)
伝説の錬金術師で、故人。ルディアノ城に彼の墓がある。
クエストNo.178で幽霊となって登場。古の伝説の武具を主人公に依頼する。依頼解決後に、天に召される。
クエストNo.174のヒューゴーの依頼を断ると、この人物がしんかのひせきを作成直後に急死している事が解る。
ベロニカという孫がいる。若干口調がきつい女性。
商人ガルネロからある依頼を受けており、それを先に解決した主人公とトラブルが発生した(クエストNo.169)。しかし祖父の念願を主人公が叶えてくれたことで和解した(クエストNo.178)。
クエストNo.4のジーベルが主人公の錬金術の事で調べている人がいるらしいが、これはベロニカのことである。

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最終更新日:2012年09月02日 (日) 20:48:24   HTML convert time:0.001 sec.
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